JR富良野線の旭川〜富良野間で運転されている臨時快速列車(キハ54形・予定)の運転日が、2026年9月15日(火)・16日(水)の2日間を残すのみとなっています。全8日間の運転日のうち、9月1日(火)〜3日(木)と8日(火)〜10日(木)の6日間はすでに運転が終わっており、この列車に乗れる機会は残り2日です。
列車は旭川駅10時30分発→富良野駅11時31分着、富良野駅14時22分発→旭川駅15時31分着の1往復。キハ54形2両編成(予定)の全車自由席で、乗車券(運賃)のみで利用でき、予約や指定券の購入は必要ありません。旭川〜富良野間の運賃は1,380円(2026年9月時点)です。
この記事では、JR富良野線連絡会議と北海道旅客鉄道株式会社旭川支社が2026年8月24日に発表した資料をもとに、残る運転日の時刻表・停車駅・運賃と、あわせて案内されている電子チケット「北海道まんなか のんびり列車パス」の内容をまとめます。

まず要点:いつ・どこ・いくら・申込は要るか
当日乗るかどうかを判断するのに必要な情報は、次の4点です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 残る運転日 | 2026年9月15日(火)・16日(水)の2日間 |
| 運転区間 | 旭川〜富良野間 1往復(旭川10:30発/富良野14:22発) |
| 車両・座席 | キハ54形 2両編成(予定)・全車自由席 |
| きっぷ | 乗車券(運賃)のみで利用可・予約不要。旭川〜富良野1,380円(2026年9月時点) |
発表資料には「記載している駅以外は停車いたしませんので、ご注意ください」との注記があります。停車駅は次章の時刻表に記載の7駅のみです。
運転時刻:旭川10:30発、帰りは富良野14:22発
下り(旭川→富良野)と上り(富良野→旭川)の停車駅と時刻は次のとおりです。
下り 旭川⇒富良野
| 駅名 | 着 | 発 |
|---|---|---|
| 旭川駅(始発) | — | 10:30 |
| 美瑛駅 | 10:54 | 10:56 |
| 美馬牛駅 | 11:03 | 11:03 |
| 上富良野駅 | 11:12 | 11:13 |
| ラベンダー畑駅 | 11:18 | 11:20 |
| 中富良野駅 | 11:22 | 11:24 |
| 富良野駅(終着) | 11:31 | — |
上り 富良野⇒旭川
| 駅名 | 着 | 発 |
|---|---|---|
| 富良野駅(始発) | — | 14:22 |
| 中富良野駅 | 14:28 | 14:29 |
| ラベンダー畑駅 | 14:32 | 14:33 |
| 上富良野駅 | 14:38 | 14:39 |
| 美馬牛駅 | 14:48 | 14:49 |
| 美瑛駅 | 14:57 | 15:09 |
| 旭川駅(終着) | 15:31 | — |
所要時間は、下りが旭川10:30発→富良野11:31着で61分(11:31−10:30)、上りが富良野14:22発→旭川15:31着で69分(15:31−14:22)です。上りは美瑛駅で14:57着・15:09発と12分間(15:09−14:57)停車します。
なお、下りの美馬牛駅は11:03着・11:03発と、着発が同時刻の短い停車です(停車時間0分=11:03−11:03)。乗り降りする場合はあらかじめ準備しておく必要があります。
下りで富良野まで乗り通し、上りで戻る場合、富良野での滞在時間は11:31着から14:22発までの2時間51分(14:22−11:31)です。往復ともこの臨時快速を使う前提なら、富良野側の予定はこの枠内で組むことになります。

運賃:旭川〜富良野1,380円、予約不要
臨時快速列車は乗車券(運賃)のみで利用できます。発表資料に記載された停車駅相互間の運賃(2026年9月時点)は次のとおりです。単位は円です。
| 発駅\着駅 | 美瑛 | 美馬牛 | 上富良野 | ラベンダー畑 | 中富良野 | 富良野 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 旭川 | 680 | 800 | 1,040 | 1,210 | 1,380 | 1,380 |
| 美瑛 | — | 320 | 470 | 580 | 680 | 800 |
| 美馬牛 | — | — | 320 | 470 | 470 | 680 |
| 上富良野 | — | — | — | 320 | 320 | 470 |
| ラベンダー畑 | — | — | — | — | 210 | 320 |
| 中富良野 | — | — | — | — | — | 320 |
こども運賃は半額(10円未満切り捨て)です。たとえば旭川〜富良野のこども運賃は、1,380円÷2=690円(10円未満の端数なし)です。また、運賃表を見ると旭川〜中富良野と旭川〜富良野は同額の1,380円となっています。
途中駅から乗る場合の所要時間と運賃
沿線の途中駅から利用する場合の所要時間(発時刻から着時刻を引いた分数)と運賃(2026年9月時点)を、前掲の時刻表・運賃表から整理すると次のとおりです。
下り(富良野駅11:31着まで)
| 乗車駅 | 発時刻 | 所要時間 | 運賃 |
|---|---|---|---|
| 旭川駅 | 10:30 | 61分(11:31−10:30) | 1,380円 |
| 美瑛駅 | 10:56 | 35分(11:31−10:56) | 800円 |
| 美馬牛駅 | 11:03 | 28分(11:31−11:03) | 680円 |
| 上富良野駅 | 11:13 | 18分(11:31−11:13) | 470円 |
| ラベンダー畑駅 | 11:20 | 11分(11:31−11:20) | 320円 |
| 中富良野駅 | 11:24 | 7分(11:31−11:24) | 320円 |
上り(旭川駅15:31着まで)
| 乗車駅 | 発時刻 | 所要時間 | 運賃 |
|---|---|---|---|
| 富良野駅 | 14:22 | 69分(15:31−14:22) | 1,380円 |
| 中富良野駅 | 14:29 | 62分(15:31−14:29) | 1,380円 |
| ラベンダー畑駅 | 14:33 | 58分(15:31−14:33) | 1,210円 |
| 上富良野駅 | 14:39 | 52分(15:31−14:39) | 1,040円 |
| 美馬牛駅 | 14:49 | 42分(15:31−14:49) | 800円 |
| 美瑛駅 | 15:09 | 22分(15:31−15:09) | 680円 |
美瑛から富良野方面へは片道800円・35分、上富良野から富良野へは片道470円・18分で移動できる計算です。いずれも全車自由席のため、途中駅からの乗車でも予約や指定券は不要です。
電子チケット「北海道まんなか のんびり列車パス」も案内
発表資料では、あわせて電子チケット「北海道まんなか のんびり列車パス」が案内されています。スマートフォンで購入・利用する電子チケット限定の商品で、みどりの窓口や券売機、紙のきっぷでの発売はおこなわれません。販売はJR北海道「e-Pass」サイトです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 効力 | フリーエリア内の普通・快速列車の普通車自由席が乗り降り自由 |
| フリーエリア | 美唄〜滝川〜旭川〜上川、旭川〜名寄〜天塩中川、滝川〜富良野、旭川〜富良野 |
| 利用期間 | 2026年4月18日から11月8日まで |
| 1日間用 | 3,300円(こども半額)・発売は11月8日まで |
| 2日間用 | 5,600円(こども半額)・発売は11月7日まで |
| 3日間用 | 6,900円(こども半額)・発売は11月6日まで |
価格・発売期間はいずれも2026年9月時点の発表資料によります。2・3日間用は有効期間開始日から連続する2・3日間の乗り放題です。
臨時快速で旭川〜富良野を単純往復する場合の運賃は1,380円×2=2,760円で、1日間用パス(3,300円)との差額は3,300円−2,760円=540円です。単純往復だけならきっぷのほうが安く、フリーエリア内で途中下車や他区間の乗車を組み合わせるかどうかが選択の分かれ目になります。
2日間用(5,600円)で比較すると、旭川〜富良野を2日連続で1往復ずつした場合の運賃は2,760円×2=5,520円で、パスとの差額は5,600円−5,520円=80円です。残る運転日の9月15日・16日は連続する2日間なので、両日とも乗る場合はこの比較が目安になります(2日間用は有効期間開始日から連続する2日間乗り放題)。
パス利用にあたっての注意点も資料に記載があります。普通・快速列車の普通車指定席を利用する場合は別に「指定券」の購入が必要、特急列車に乗車する際は別途、乗車券・特急券が必要、富良野・美瑛ノロッコ号に乗車する際は別途座席指定券が必要です。
また、JR富良野線連絡協議会とJR北海道は、このパスの利用者が富良野線、宗谷線、石北線沿線施設等で特典を受けられる実証事業を期間限定で実施しています。詳細は「北海道まんなかのんびり列車パス」優待特典キャンペーンホームページで案内されています。特典の具体的な内容は今回の発表資料には記載がありません。

運転の背景:沿線6者による調査・実証事業
この臨時快速列車は、JR富良野線連絡会議(旭川市、美瑛町、上富良野町、中富良野町、富良野市、JR北海道)が、沿線地域の公共交通の維持および観光客の利便性向上を目的とした調査・実証事業として運転するものです。同会議は富良野線の活性化と利用促進に向けた取組を進めているとしています。
運転日は2026年9月1日(火)、2日(水)、3日(木)、8日(火)、9日(水)、10日(木)、15日(火)、16日(水)の計8日間で、いずれも平日に設定されています。資料では、札幌方面からのアクセスにも便利な列車であるとの案内もあります。
この記事の時刻・運賃・車両は、いずれも2026年8月24日発表の資料時点の内容です。当日の運行状況は公式サイトでご確認ください。
情報源
- JR富良野線連絡会議・北海道旅客鉄道株式会社旭川支社「キハ54形で運行!富良野線『臨時快速列車』を運転します」(2026年8月24日発表) (確認日: 2026-09-13)
この記事で確認できたこと・できなかったこと
確認できたこと: 残る運転日(2026年9月15日・16日)、運転区間と停車駅、上下各列車の時刻、使用車両(キハ54形2両編成・予定)、全車自由席で乗車券のみで利用できること、停車駅相互間の運賃、こども運賃の扱い、「北海道まんなか のんびり列車パス」の効力・フリーエリア・価格・発売期間・販売サイト。
資料に記載がなく、この記事で扱わなかったこと:
- 問い合わせ先の電話番号(電話番号は公式サイトでご確認ください)
- 車内設備(トイレの有無など)や車両の詳細
- 悪天候時などの運休・変更の取り扱い
- 混雑状況や座席数
- 富良野線の定期列車の時刻
- 「北海道まんなか のんびり列車パス」優待特典の具体的な内容
