- 結論:名寄市の北国博物館前に展示されているSL排雪列車「キマロキ」は、10月20日(火)から23日(金)に冬囲いの作業が予定されていて、作業の日以降は4月下旬まで全体を見られなくなる。
- 対象者:名寄や道北に出かけて、全国で名寄にしかないキマロキ編成を見ておきたい人。鉄道好きの家族連れ。
- 今どうすればよいか:見に行くなら、冬囲いが始まる10/20より前。北国博物館は月曜が休館で、10/19(月)は休みなので、開館日の10/14(水)〜10/18(日)が目安になる。荒天で作業が延期になることもある。
- 最終確認:2026年10月11日 10時 確認
- 確認の種類:公式で確認済み
- まだ確認できていないこと:博物館が休みの日にも、屋外のキマロキを近くで見られるかどうかは、確認した公式ページに書かれていない。博物館の駐車場の台数も書かれていない。作業が実際にいつ終わるかは、終わってから博物館が案内する形になる。
冬囲いは10/20〜23の予定、荒天なら延期
北国博物館の公式の案内「SLキマロキの冬囲い作業の日程」(2026年9月29日更新)によると、キマロキの冬囲い作業は2026年10月20日(火曜日)から10月23日(金曜日)までの予定で、荒天の場合は延期になる。博物館前の広場に静態展示している編成を、保存状態を良好に保つため、毎年、積雪前に冬囲いする。車体をシートで覆うので、作業の日以降、4月下旬まで静態展示の全体は見られない。
前の年の例では、北国博物館の2024年11月5日更新の案内に、10月26日(土曜日)に冬囲い作業が終わったと書かれ、冬囲いを外すのは翌年の4月末ごろの予定とされていた。今年は予定が10/20〜23と、その年より少し早い。展示の公開は、キマロキの公式の紹介では「4月下旬から10月中旬まで」とされている。
見に行ける日:開館日は10/14〜10/18、10/19は休館
北国博物館の施設案内によると、開館時間は9:00〜17:00で、入館は16:30まで。休館日は毎週月曜日で、月曜日が祝日の場合は翌火曜日が休館日になる(月・火曜日がどちらも祝日の場合は休館しない)。このルールで日付を当てはめると、10/12(月・祝)は開館し、10/13(火)が休館、10/14(水)から10/18(日)までが開館日、10/19(月)が休館、10/20(火)から冬囲いが始まる。冬囲いの前に博物館が開いている日は、10/14〜10/18の5日間になる。
観覧料は、一般・学生が220円、65歳以上が110円、高校生以下は無料。身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳を持つ人と介助者は免除(受付に提示)。地域電子通貨のYorocaが使える。キマロキは博物館の正面の屋外に展示されている。
キマロキとは:全国で名寄にしか残っていない排雪列車
名寄市の紹介によると、「キマロキ」は、機関車(キ)、マックレー車(マ)、ロータリー車(ロ)、機関車(キ)の順に連結した排雪用の編成の頭文字をとった名前。名寄に残っているのは、SL59601号機、マックレー車キ911号機、ロータリー車キ604号機、SL D51 398号機、車掌車ヨ4456号車の編成で、全長は約75メートル。名寄の保存編成は国内唯一とされ、JR北海道の準鉄道記念物に指定されている。
先頭の機関車が両側の雪の壁を崩してかき集めるマックレー車を引き、集めた雪をロータリー車が回転する羽根で遠くへ吹き飛ばし、ロータリー車を後ろの機関車が押す、という作業で除排雪をした。1回出動すると1週間から10日くらい運転したという。昭和51年に名寄公園の高台に展示され、平成5年6月に博物館前の旧名寄本線の線路上に移された。移設後は、近くの宗谷本線の列車の中からでも見えるようになったと、名寄市の紹介に書かれている。
SNSでは、見に来た人が多く、冬支度の時期を気にする声もある
SNSで「キマロキ」「名寄」を探すと、直近30日の投稿は28件あった。実際に名寄で見た・見に行ったとわかる投稿は少なくとも10件あり、9月20日から27日に集中していた。冬支度の時期を気にして尋ねる投稿も1件(10/8)あった。9月19日の投稿には、名寄神社、名寄公園、キマロキ、北国博物館を回ったというものがあり、北国博物館は名寄公園の南側にあると公式の施設案内に書かれている。キマロキと名寄公園を合わせて回る人もいるようだ。
行き方:名寄駅から徒歩約16分、車で約6分
北国博物館(名寄市字緑丘222)は、公式の施設案内で、名寄駅から徒歩で約16分、自動車で約6分とされている。博物館の問い合わせは、北国博物館(電話 01654-3-2575)。
博物館でほかに見られるもの
10月9日から11月3日までは、道北地区博物館等連絡協議会の巡回展「毒!毒?毒!?」と、ミニ企画展「木の時計展」(名寄市在住の長谷川定雄さんの手作り木工作品)が開かれている。10月24日(土)9:00〜12:00には、体験講座「カボチャでハロウィンランタンを作ろう」(北国博物館2階講堂、定員20人、参加料500円、申込みは10月22日まで)がある。名寄市の記事は名寄市のカテゴリにまとめている。
情報源
- 名寄市北国博物館「SLキマロキの冬囲い作業の日程」(2026年10月11日確認)
- 同「SL排雪列車「キマロキ」の冬囲いをしました」(2024年11月5日更新、2026年10月11日確認)
- 同「SL排雪列車「キマロキ」編成」・「北国博物館 施設案内」(2026年10月11日確認)
- 同「巡回展「毒!毒?毒!?」」・「木の時計展」・「ハロウィンランタン講座」(2026年10月11日確認)
アイキャッチ写真: キマロキ編成(撮影 Decogenasim/CC BY 4.0、文字を加工)
