旭川電気軌道の乗合バスは、令和8年9月1日(2026年9月1日)から新運賃になった。市内の通勤・通学や買い物でバスを使う人は、乗車する区間の運賃が変わっている可能性がある。あわせて、IC自動販売機での定期券更新手続きが令和8年9月1日(2026年9月1日)から令和9年1月4日(2027年1月4日)まで休止となり、この期間中の定期券更新は総合案内所か共栄営業所での手続きになる。

今回の値上げは、乗合バスの上限運賃改定について令和8年7月29日(2026年7月29日)に北海道運輸局長の認可を受けて実施されたもの。一方で、他社と競合する一部の区間・区域と豊里線は実施運賃が据え置かれている。ただし据え置き区間についても、今後実施運賃の改定が予定されている(上限運賃は認可済み)。
運賃改定の概要(2026年9月時点)
| 実施日 | 令和8年9月1日(2026年9月1日) |
|---|---|
| 認可 | 令和8年7月29日(2026年7月29日)に北海道運輸局長より上限運賃改定を認可 |
| 対象 | 旭川電気軌道の乗合バス(一部競合区間・豊里線は据え置き) |
| 改定後の運賃額 | 公式サイト掲載の改定後運賃表(令和8年9月1日以降)で確認 |
改定後の運賃額は路線別の運賃表で確認する
具体的な運賃額(区間ごとに何円になったか)は、公式サイトのお知らせ本文には記載がなく、別ページの路線バス運賃表(令和8年9月1日改定)で確認する形になっている。
この運賃表ページは路線ごとのPDFに分かれており、一般路線は1・2番(東光・曙線)から801番(末広・工業高校・南高線)まで40以上の路線の運賃表が並ぶ。いずれも「2026.09」付のファイルで、今回の改定を反映したものだ。空港・観光線については、66番(旭岳線「いで湯号」)・77番(旭川空港線)・78番(旭山動物園~旭川空港線)の運賃表が別に掲載されている。ページ本文には金額の一覧はないため、乗車前に自分が使う路線のPDFを開いて、利用区間の新運賃を確認しておきたい。
今後のスケジュール
| 日付 | 内容 |
|---|---|
| 令和8年7月29日(2026年7月29日) | 北海道運輸局長が上限運賃改定を認可 |
| 2026年8月31日 | 公式サイトでお知らせを掲載 |
| 令和8年9月1日(2026年9月1日) | 新運賃を実施。IC自動販売機での定期券更新休止が始まる |
| 令和9年1月4日(2027年1月4日) | IC自動販売機での定期券更新休止の最終日 |
| 時期の記載なし | 据え置き区間の実施運賃改定(予定。上限運賃は認可済み) |
据え置きとなる区間・区域
公式のお知らせでは、実施運賃を据え置く区間・区域として次のものが挙げられている。
- 末広・春光・新富・神居・神楽の一部
- 旭川駅~東光(豊岡)1条1丁目
- 旭川空港
- 医大病院前と付近の運賃区界
- 系統55番の運行区間
- 豊里線
ただしこれらの値上げ未実施区間についても、今後実施運賃の改定が予定されていると案内されている。据え置きはあくまで現時点の扱いで、時期は未定ながら改定される見込みだ。
注意したいのは、末広・春光・新富・神居・神楽については「一部」が据え置き対象とされている点だ。同じ地区でも区間によって扱いが異なる可能性があるため、自分の利用区間がどちらに当たるかは、改定後運賃表か総合案内所への問い合わせで確認できる。

IC自販機での定期券更新は2027年1月4日まで休止
定期券利用者に影響が大きいのがこの点だ。IC自動販売機での定期券更新手続きは、運賃改定に伴うシステム対応のため、令和8年9月1日(2026年9月1日)から令和9年1月4日(2027年1月4日)まで休止となる。
休止期間は2026年9月1日から2027年1月4日までで、秋から年末年始をまたぐ約4か月間となる。この間の定期券更新は、総合案内所および共栄営業所での手続きが案内されている。定期券の期限が休止期間中に切れる人は、いつものIC自販機ではなく窓口へ向かう必要がある。総合案内所の営業時間は8:00~18:30(2026年9月時点)。共栄営業所の営業時間は資料に記載がないため、事前に確認しておくと確実だ。
また、乗継の定期券料金については総合案内所で案内している。
旭川電気軌道の定期券は、ICバスカード「Asaca(アサカ)」に定期券機能を載せる方式で、公式のICバスカードのご案内には「Asacaカードは定期券としてもご利用いただけます(紙式定期券は販売しておりません)」とある。定期券の購入・更新手続きは使用開始日(継続の場合は更新後利用開始日)の21日前から、Asaca自動券売機では7日前から可能とされている。同ページには「※年末年始・運賃改定後数カ月間は自販機の稼働を休止いたします」との注記もあり、今回の休止はこれに当たる。
Asaca自動販売機の設置場所(2026年9月時点)
ふだんIC自動販売機(Asaca自販機)で定期券を更新している人のために、公式サイトに掲載されている設置場所を挙げておく。休止期間中、これらの自販機では定期券の更新手続きができない。
| 設置場所 | 稼働時間 |
|---|---|
| 旭川電気軌道バス総合案内所 | 7:00~21:00 |
| アモールショッピングセンター内 | 10:00~19:00 |
| イオンモール旭川西ショッピングセンター内 | 8:30~21:00 |
| 東神楽バスセンター待合所内(役場併設) | 8:00~20:30 |
| 東神楽町ふれあい交流館 | 8:30~20:50 |
| 道の駅ひがしかわ道草館 | 8:00~21:00 |
| 春光バスセンター待合所内 | 7:30~21:00(機械故障のため一時撤去中) |
| 無印良品旭川花咲店内 | 10:00~19:30 |
マルパス定期は9月1日から新料金(2026年9月時点)
路線を限定せず乗り放題で使える「マルパス定期」については、公式サイトのマルパス定期のページに令和8年9月1日(2026年9月1日)以降の料金が掲載されている。
| 種類 | 平日 1ヶ月 | 平日 3ヶ月 | 全日 1ヶ月 | 全日 3ヶ月 |
|---|---|---|---|---|
| 旭川市内限定マルパス | 7,800円 | 22,230円 | 10,300円 | 29,360円 |
| マルパスワイド(市内+東川区域+東神楽区域) | 13,000円 | 37,050円 | 16,000円 | 45,600円 |
同ページでは「定期の継続手続きは更新後利用開始日の21日前から(Asaca自動販売機では7日前から)可能です」と案内されている。マルパスを含む定期券の更新も、休止期間中は窓口での手続きになる。

問い合わせ先(2026年9月時点)
| 窓口 | 旭川電気軌道バス総合案内所 |
|---|---|
| 所在地 | 〒070-0030 旭川市宮下通9丁目2番17号 Tsuruha Bldg.旭川駅前1F |
| 営業時間 | 8:00~18:30 |
| 電話(問い合わせ) | TEL 0166-23-3355 |
| FAX | 0166-26-8133 |
| メール | busannai@adk-bus.co.jp(9/1から) |
複数区間の問い合わせや、混雑で電話がつながりにくい場合は、FAXまたはEメールでの案内も受け付けている。
情報源
- 旭川電気軌道「乗合バス上限運賃改定の認可および実施運賃の改定について」 (確認日: 2026-09-13)
- 旭川電気軌道「路線バス運賃表(令和8年9月1日改定)」 (確認日: 2026-09-13)
- 旭川電気軌道「ICバスカードのご案内(Asaca)」 (確認日: 2026-09-13)
- 旭川電気軌道「マルパス定期」 (確認日: 2026-09-13)
- 旭川電気軌道「会社案内」 (確認日: 2026-09-13)
この記事で確認できたこと・できなかったこと
この記事は上記の公式ページ(2026年9月13日確認)で確認できた内容のみで構成している。次の項目は資料で確認できなかったため扱っていない。
- 一般路線の改定後の具体的な運賃額(何円から何円になったか)。公式サイトの路線別の運賃表PDFで確認できる
- 据え置き区間の運賃が今後いつ改定されるかの時期
- 共栄営業所の住所・営業時間
- 定期券更新に必要な持ち物や手続きの詳細
